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京都府 木津川市議会

山本しのぶ

Q1 議員に初当選したのはいつですか?

2019年、現在1期目

Q2 議員になろうと思ったきかっけは?

議会や市政に関心を持つようになった最初のきっかけは、学校の教育環境改善や市立図書館に自習席設置の要望を請願陳述し、議員からの質疑に対して事前に調べた知識を活かして、一生懸命に答えた経験です。そして、議員にならないとダメだと感じたのは、請願が採択されたにもかかわらず全く行政が動かないことに対するもどかしさがありました。同時に、不登校だった自分の息子を含め学校に行きにくいと感じている子ども達が、学校に行きやすくなるように学校の環境を良くするためには、学校の現場を一番良く知る保護者が議員にならなければならないと感じたことがきっかけです。

Q3 議員になると決めた後の周囲の反応は?

同じ団地に、共産党の議員が住んでおられるので、支持者の方から何故ここから立候補するのか質問されて困ったことがあります。なお、家族、両親、親戚、友人は、賛成してくれました。PTA本部役員の皆さんも賛成してくれました。ただ、学級委員のメンバーの中には、突然、連絡の途絶えた方が1名いました。その方は、私が、議員に立候補するために、PTA活動をがんばっていたのだと思われたのかもしれません。中には、そんな風に私を見られた方もおられるのではないかと思います。

Q4 最初の選挙は投票日前いつくらいから、どんな準備をしましたか?

選挙の3ヶ月前に、立候補することを決めました。選挙の3ヶ月でしたので、街頭に立って施策を述べることや、チラシを配ることは選挙活動になり、公職選挙法に違反すると言われました。自分のチラシを作成することはできず、未来会議のチラシの中で、最近地元で活躍する女性として取り上げて頂きました。街頭演説ができない期間は、街頭で挨拶をして声を出す練習をしていました。

Q5 最初の選挙はどんな選挙でしたか?

 

お金もなく、準備期間もなかったので、自転車にポスターを貼り付けて、中学校区を回っていました。たいてい一人で街頭演説していました。新聞記者が取材したいと言われた時には、焦りました。

Q6 議員になって一番良かったことは何ですか?

住民の要望や疑問を、議会で取り上げることができるようになりました。そして、1回では実現出来なくても、2回、3回と知識を深めて再度一般質問に取り上げ、あらゆる機会を利用して要望していると、新人議員の私でもいくつも市民要望を実現できたことが本当に良かったです。

Q7 議員になって一番驚いたことは何ですか?

一番驚いたことは、会派制です。行政運営に係る重要な事項が会派幹事会で話されていますが、無会派議員は、傍聴できません。議事録も作成されません。昨年から、議会事務局が幹事会の内容を文書にまとめて無会派議員に配布するようになりました。

Q8 今、議員になろうと思っている自分にアドバイスをするなら、何と言いますか?

今の自分に言えることは、時間に余裕がなかったり、コロナ禍だったりで、あまり出来なかった「住民の皆さんの話を聞く機会」を増やないといけない‼

Q9 当選に一番重要なことはなんですか?

議員の役割は、地域住民の思いと願いを形にすることです。
立候補者は、地域住民の願いを実現するために、どんなまちづくりを目指しているかを的確に説明する能力と、伝える方法を持つことが重要だと思います。

Q10 これから議員を目指す方に一言アドバイス、エールをお願いします

あなたが議員にならなければ、まちづくりはいつまでたっても行政主導のままです。ふつうの市民の声を願いを議会で行政に伝え、実現するためには、あなたが議員になる必要があります。あなたの思いを住民の皆さんに、伝えてください‼

(2022年4月回答)
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