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CGIに鈍感だと世界に乗り遅れる!!


タイトルにあるGGIはジェンダーギャップ指数のことです。

7月31日のセミナーを終えて、ショックだった話を少し書こうと思います。


京都女子大学学長の竹安先生から女性議員をめぐる日本の現状についてお話頂きました。


女性議員比率を数値でみると

1999年  6.2%

2003年 7.9%

2007年 10.4%

2011年 11.3%

2015年 14.1%

2019年 17.2% とホントに少しずつ増加はしています。


が、この調子だと30%を超えるのに20年かかります。


国会の女性議員率は衆議院9.9%

世界と比較すると

2017年 157位/193か国

2021年 164位/193か国

日本より下位の国は、カタールや、ザンビアやトンガなどイスラム諸国やアフリカの国しかありません。( ゚Д゚)


世界の平均は25.5%、アジアでも、ミャンマー12.1%、タイ10.4%より下。(/ω\)

地方議会で比較しても、カンボジアやタイより少なく日本より少ないのはスリランカだけ。。(;´Д`)


女性議員が少ないのは、有権者が女性を選ばないのではなく、立候補者が少ないから。


女性が立候補するのに立ちはだかる3つの壁は

1.性別役割意識 政治は男性の世界「妻」「母」としての役割

2.家族・親族の壁 親族からの立候補阻止

3.地域社会の男性優位 部落推薦 地域の長は男性という意識


では、世界はどうやって女性議員を増やしたか?

その答えは、クオータ制(割当制)の導入。法律で割り当てを義務化するのが一番の近道とのこと。


こういう話がでると、女性だけを優遇するのは差別では?日本は日本、世界と同じでなくても議員に性別は関係ない。といった反論が上がりますが


国連でも、事実上の男女平等を促進することは差別に当たらないと定義されており、SDGsでも2030年までに男女格差解消することが目標です。

女性議員が増えることで、政策も変わるという先行研究もあります。


今回のお話をきいて私自身も、女性議員が少ないことに鈍感すぎると痛感しました。


そして、これ、政治の世界の話だけではありません。

日本のGGIジェンダーギャップ指数は、2019年 第121位/153か国中。

「格差の解消」と「ダイバーシティ」が世界では、経済の発展に資することは世界の共通認識です。

大企業の役員の女性比率を高めることを政策にという議論もありましたね。


日本の将来のためにもなんとかしなければ!

(何ができるんや!と突っ込まれそうですが。笑)

とにかく、できる事を考えて動きたいと思います。


下位にはイスラム教の国しかないなんて..。(@_@)


(中本美智子)



 
 
 

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